仮面浪人の履修登録のコツ|履修を避けるべき授業と履修してもいい授業の特徴

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みなさん、こんにちは!
えーいちです。

・仮面浪人をしたいけど、どうやって履修登録を組めばいいのか分からない。
・仮面浪人経験者が履修登録する時に何を意識していたのかを知りたい。

この記事ではこんな疑問にお答えします!

仮面浪人には二つ種類があります。

  • 大学に通わず受験勉強をする
  • 大学に通いながら勉強をする

これら二つの形式です。

大学に通わずに仮面浪人をする人は大学の授業を受ける必要がないので、ひたすら勉強するだけです。しかし、大学に通いながら仮面浪人をしている人はどのように履修を組めばいいのか分からないと悩んでいる人が多いと思います。

この記事では、大学に通いながら仮面浪人をしていた僕が当時どのように履修を組み、履修を組むときに何を意識していたのかを紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

この記事は、コロナウイルスが流行する前の2019年時点の経験を元に作成しています。

オンライン授業やオンライン試験などオンライン中心の現在の状況とは異なる部分が多々あると思いますが、その点はご了承ください。

目次

大前提:必修単位はなるべく全部履修する

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大学に通いながら仮面浪人をする道を選んだということは、受験勉強だけではなく、大学の単位もきちんと取りたいということだと思います。

それならば、履修登録をする際は必修単位はなるべく全部取るようにしましょう

一年生の必修単位を落としてしまうと、もし仮面浪人に失敗してそのまま大学二年生になってしまったときに、大学一年生の中に混ざって授業を受ける必要があります。

二年生が一年生の中に混ざって授業を受けると

  • 周りが全員一年生でなんだか気まずい
  • 同じ授業を受けている知り合いがいなくて、周りの助けを受けられない

このようなことが起こり、授業に行くのが面倒になり、最悪の場合はその授業の単位を落としてしまいます。さらに最悪なのは三年生・四年生になっても同じことが原因で単位を落とし続けてしまい、最終的に留年してしまうことです。

仮面浪人に失敗して、さらに留年までしてしまうという事態はなんとしても避けたいです

そのような事態になることを避けるためにも、仮面浪人をしていたとしても一年生の必修単位はなるべく全部取るようにしましょう。

必修単位が多すぎて、全部を履修することはさすがに厳しい

このように思われる方もいると思います。

その人たちのために、ここからは仮面浪人をしているなら避けるべき授業の特徴と取ってもいい授業の特徴をそれぞれ紹介します。

履修を避けるべき授業

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まずは仮面浪人をするなら避けるべき授業の特徴を紹介します。

期末レポートを提出する必要がある授業

大学の成績評価の手段には大きく分けて二つあります。

  • テスト
  • レポート

その中でも成績評価をする際に期末レポートの提出を求められる授業は仮面浪人をするなら履修することを避けるべきです。なぜなら12月・1月のような受験直前期に多くの時間を取られるからです。

4~7月の前期の場合はあまり問題はありませんが、9~1月の後期の場合は期末レポートを12月・1月にような受験直前期に出題されることが多いです。大学受験の直前期は少しでも多く勉強時間を確保したい時期です。大学の勉強なんかしている時間はありません。

期末レポートを提出する授業を避けるべき理由は分かったけど、それは期末テストが授業も同じじゃないの?

このような思った方もいるでしょう。

もちろん期末テストの勉強をするためも多くの時間を割く必要があります。しかし、期末レポートを作成する時間と比べたら期末テストの勉強時間は圧倒的に少ないです。

期末レポートを作成するときは、

  • 参考文献探し
  • 参考文献の内容確認
  • レポートの構成編成
  • 執筆

このような多くの手順があり、それぞれに多くの時間がかかります。

その一方で大学のテストの勉強は、

  • レジュメの確認
  • 重要そうな単語を見つけ、内容を暗記

これだけです。

大学一年生の授業のテストのレベルなら、暗記したことを使用して、それっぽいことをテスト用紙に記入すれば単位は来ます(もちろん、いい成績は望めませんが)。

これが、テストではなくレポート提出がある授業を避けるべき理由です。

大学受験の直前期に少しでも多く受験勉強の時間を確保するためにも、成績評価のために期末レポートを提出する必要がある授業を履修するのは避けましょう。

少人数の授業

仮面浪人をしていると、大学の授業の時間も有効活用したいと思うようになります。そのため、授業中も大学の教室で内職で受験勉強をすることがあります。

しかし、少人数の授業だと授業中に受験勉強ができません

少人数の授業で内職をしていると

  • 教授に注意される
  • 受験勉強をしているのが周りの学生にバレて目立ってしまう

このようなことが起こる可能性があります。

大学の授業では、スマホをいじったり、居眠りをしていたりしても特に教授に叱られることはありませんが、さすがに受験勉強をしていたら教授も黙っているわけにはいかないでしょう。

また、少人数の授業の教室で受験勉強をしているとかなり目立ちます。授業を受けている他の学生の目が気になって勉強に集中できません。

快適に内職するためにも少人数の授業を履修することは避けましょう

履修してもいい授業

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ここまでは仮面浪人するなら履修を避けるべき授業の特徴を紹介しました。

ここからは仮面浪人をしていても履修していい授業の特徴を紹介します。ここで注意していただきたいのは、これらは履修するべき授業の特徴ではありません。

この点に注意してご覧ください。

大人数の授業

大教室でやるような大人数の授業だと授業中に受験勉強をしていてもあまり目立ちません。

また、大教室で内職するときは、教室の真ん中の端の席を取りましょう

一番後ろの席のほうが内職に適しているんじゃないの?

このように思われるかもしれません。

しかし、後ろの席にはワイワイ系の大学生が集まっているため、常に話し声が聞こえて勉強に集中できません。一方で前の席に座ってしまうと、内職をしていることが教授にバレる可能性が高くなってしまいます。

このように、大人数の授業に参加するときは教室の真ん中の端の席を取ることがおすすめです。

代返ができる授業

代返とは、自分が欠席している授業に参加している友人や知り合いに自分の代わりに出席用紙を提出してもらうことです。

代返してもらうことで、その授業に出席する必要がなくなり、その授業の時間を受験勉強に充てることができます。

代返がしやすい授業の特徴は

  • 出席用紙は教室の前にある机に提出するだけ
  • 出席用紙を提出する様子を教授が見ていない

これら二つです。

しかし、代返が教授にバレてしまうと ” 良くないこと ” が起きてしまうので、教授にバレないように注意しましょう。また、代返してくれている友達にはちゃんとお礼をいって、定期的にご飯をおごってあげましょう。

英語の授業

英語の授業は一年生の必修授業であることが多いです。しかし、もし仮面浪人をしていたとしても英語が必修授業になっている場合は、英語の授業を履修しても問題ありません。

理由は二つです。

  • 英単語帳を開けていても怪しまれない
  • 受験のために英語の勉強をしているため、授業のテストが簡単

英語の授業は、大学のあらゆる授業の中で英単語帳を堂々と広げていても怪しまれない唯一の授業です。そのため、英語の授業は英単語の勉強時間になります。

また、大学の授業の英語のテストはそこまで難しくありません。仮面浪人で受験英語の勉強をしている人なら簡単に解けるはずです。そのため、英語の授業は仮面浪人生にとっては簡単に単位が取れる授業になります。

英語の授業は、仮面浪人生にとっては、英語の勉強ができて簡単に単位が取れるという一石二鳥の授業です。

体育の授業

大学一年生は体育の授業が必修になることが多いです。体育をする時間があるなら、その時間に受験勉強をしたい。このように思われるかもしれません。

しかし、仮面浪人生こそ体育の授業を受けましょう。なぜなら体育の授業を受けることで心と身体がかなりリフレッシュされるからです。

仮面浪人をしていると受験勉強だけに気が向いてしまい、運動する時間を取れないことが多いです。運動する時間が少ないと、勉強する体力が低下してしまうだけでなく、メンタルも落ちてきてしまします。メンタルが不安定になりがちな仮面浪人生は心をリフレッシュすることがとても大切です。

僕の場合は、必修授業の体育と選択授業の体育の計2コマを一週間に履修していました。

受験勉強をする体力をつけ、メンタルを安定させるためにも、仮面浪人をしている人は体育の授業を履修してみてもいいと思います。

最後に

先ほども述べましたが、仮面浪人をするとしても必修の授業はなるべく全部履修するようにしましょう。しかし、少しでも授業数を減らしたいと思う人もいるでしょう。そのような人のためにこの記事では、履修するのを避けるべき授業の特徴と逆に仮面浪人をしていても履修して問題ない授業の特徴を紹介しました。以下の通りです。

  • 仮面浪人するなら履修を避けた方がいい
    • 授業期末レポートを提出する必要がある授業
    • 少人数の授業
  • 仮面浪人をしていても履修していい授業
    • 大人数の授業
    • 代返ができる授業
    • 英語の授業
    • 体育の授業

また、こちらの記事では、私が仮面浪人を成功させる上で重要だと感じた2つのポイントを解説しています。
>>仮面浪人を成功させる秘訣

最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

2000年生まれの一橋大生。仮面浪人経験者。大学生活での経験をもとに、みなさんの役に立つ情報を発信。卒業までに英語をペラペラに話せるようになるのが目標。TOEIC855(2021/3/21時点)。
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