みなさん、こんにちは!
えーいちです。
みなさん、小説を読んだことはありますか?
僕自身大学生になるまでは小説はほとんど読んだことありませんでした。しかし、大学生になり時間ができたことで小説を読み始めたところ、小説の面白さに気づきました。
この記事では、僕が読んで面白いと思った本、みなさんにおすすめしたいと思った本を厳選して紹介しています。
みなさんが最高の一冊と出会うことができる手助けができたらうれしいです。
朝井リョウ『何者』
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎が率いるバンドの引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから―。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発すること言葉の奥に潜む本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えてゆき・・・。
朝井リョウ(2015)『何者』新潮文庫
主人公の拓人を中心とした大学生5人の就職活動を描いた物語。
何者でもなんでもない普通の大学生たちが、企業からの内定を勝ち取るために「何者」になろうとする必死さや泥臭さがリアルに描かれています。
この小説の特に面白いところは、主人公の周りの大学生はみんな個性的であるということです。
みなさんも「あー、自分の周りにもこんな人いるわー」と共感すること間違いなしです!
- これから就職活動を始める人
- 就職活動の漠然としたイメージを掴みたい人
伊坂幸太郎『砂漠』
入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決・・・。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。
伊坂幸太郎(2010)『砂漠』新潮文庫
入学して間もないころの飲み会で知り合った大学生5人の4年間のキャンパスライフを描いた物語。
数多くの困難を乗り越えながら、絆を深めていく5人の姿はまさに理想のキャンパスライフであるといえると思います。
読み終わるころには、もっと大学生活を充実させたい!と思うこと間違いなしです。
- 大学生活がどのようなものなのかを知りたい人
- 理想のキャンパスライフを体験してみたい人
橘玲『マネーロンダリング』
香港在住もぐりのコンサルタント・工藤をある日、美しい女・麗子が訪れる。「五億円を日本から海外に送金し、損金として処理してほしい」彼女の要求は、脱税の指南だった。四ヵ月後、麗子は消えた。五億ではなく五十億円の金とともに。すぐに工藤は東京へ。麗子と五十億円の金はどこへ?マネーを知り尽くした著者による驚天動地の金融情報小説!
橘玲(2003)『マネーロンダリング』幻冬舎文庫
将来やりたいことも特になく、香港で日本人の金持ち向けに銀行口座開設のサポートの仕事をして生活していた秋生が、ある日秋生のもとに訪れた麗子によって依頼された仕事を請け負ったことで、大きな事件に巻き込まれてしまう様子を描いた金融小説。
絶世の美女である麗子と莫大なお金に翻弄される人間たちの姿がリアルに描かれています。
この小説の面白いところは、この物語で行われている脱税スキームが実際の制度に基づいているということです。実際の制度に基づいたものであるため、この物語がただのフィクションではなく、実際にどこかで起きているのではないかというリアルさがあります。
- 楽しみながらお金の勉強をしたい人
- 海外の銀行の制度について知りたい人
まとめ
- 大学生へのおすすめ小説
- 朝井リョウ『何者』
- 伊坂幸太郎『砂漠』
- 橘玲『マネーロンダリング』
この記事では、これら3つの小説を紹介しました。
小説を読んでみたいと思っているけど、どの小説を読んでいいかわからないと思っている人はぜひ今回紹介した小説を読んでみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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